皆さんこんにちは!
まだ夏の暑さが残る9月の日差しを感じるお昼ですね。
いつ夏が終わり、秋が来るのか、その季節の入れ替わりがいつなのか
はっきり区別することは誰にもできませんよね。
私だちが生きるこの時代も、どう変わるか予測することはできますが、
はっきりどの時点で新しく切り替わるかは分かりにくいものです。
そんな意味で今日は以前にもご紹介しましたが、
2016年出版以来、30万部を超える大ヒット書「ライフシフト」で語る無形資産についてお話したいと思います。
この頃、これからは100年時代だとよく聞くことがありますよね。
現在、日本人の100歳以上の人口はすでに6万1000人以上。
国連の推計によれば、
2050年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みだといいます。
今より長く生きれると聞くと喜ぶ人もいればつらそうな顔をする人もいるでしょう。
その差は何でしょうか。
長く生きることはいいことですが、
今までは「教育ー仕事ー引退」の3ステージだった常識では健康で幸せな人生を送るのに無理があるでしょう。
私たちはより多くの移行をすことになり、より多くの資金も必要となります。
テクノロジーの進化に多くの職業が消滅していくなか、手持ちのスキルや知識だけでは、長い年月を乗り越えるに無理があるでしょう。
世の中が変わっていくたびに私たちは変化に対する不安に対応する力を養わなければなりません。
それを助けるのが無形資産。無形資産とは目には見えない、お金に換算できない資産のことですが
主にお金を稼ぐためのスキルや知識(生産性資産)
健康な身体、良好な友人関係、家族など(活力資産)
があります。
どれも良い人生を送るために重要な要素ですね。
しかし、これに加え、もう一つ
変身資産という無形資産の形成が欠かせなくなります。
変身資産とは、加速する変化に備える力のこと。
新しい人脈や知識、そして何より重要なのが自分についての知識と本書は語ります。
‘‘
自分についての知識は、変化を遂げるための道筋を示すことに加えて、人が変化を経験しながらもアイデンティティと自分らしさを保てるようにする役割をもつ。自分についてよく理解している人は、人生に意味と一貫性をもたせる道を選びやすい。そのため、過度に落ち着きのない人生を送らずに済む。おうおうにして、寿命が延びると、外的要因により慌ただしい日々を強いられたり、職や移住地を頻繁に変えることでせわしない生活に陥ったりする。 その点、自分についての知識をもっている人は、人生の新しいステージで成功する確率が高く、変化によりアイデンティティが驚かされているとあまり感じない。
“
ようするに、様々な変化に耐えるためにはぶれない主体性を持つことが重要だといいます。
これば7つの習慣の第1の習慣「主体である」にも一脈する話で、
自分は何者なのか、何を大事に生きるかを考えなければならない
ということですね。
少々長くなりましたが、
長寿という恩恵を最大に楽しむための新たなシナリオ
を提案している本です。
将来が不安で、何をすればよいかわからない方は
ぜひ一度、時間を作って読んでみることをオススメ致します!